工芸帯地 洛風林(らくふうりん) の各種帯を正規取扱い開始いたしました

まさに待望の入荷です!あの、工芸帯地 洛風林(らくふうりん)さんの正規取扱いを開始いたしました。

洛風林(らくふうりん)とは

初代 堀江武氏の創業した京都を代表する工芸帯ブランドです。

氏は三宅清治郎 氏、白州正子 氏、河合寛治郎 氏、棟方志功 氏・・とそうそうたる一流文化人との交流を通して、また、海外旅行が珍しかった時代から海外を回り、集めた膨大な資料より、その審美眼を磨き上げました。「真実に美しいものは、常に新しい」という信条をかかげ、時代を超えた美しさを提案しています。

自身はプロデュースに徹し、一流の織屋に織りを依頼するシステムをとっています。

現在は三代目 堀江麗子 氏が継ぎ、現代を生きる女性の感性を織り込みさらに飛躍。河村久美さんはじめ、現代きもののファッションリーダーに愛されるブランドとなっています。

今回、京都に向かい、洛風林さんにお邪魔してきました。最初のお取引ということで、まずは5点(1点は即時完売)当店の感性に合うものを選んできました。

当店の”洛風林ファースト・コレクション”をご覧いただきながら、その世界観に触れてみましょう。

洛風林の袋帯は名作が揃っています

まず、こちらは「ペルシャ亀甲紋」袋帯です。

ペルシャ伝承のモール織物からつくられた柄ですが、あまりにも古い資料からの復元柄で詳細は不明。すこしミステリアスな帯です。グレーがかった生成り系の地に深緑、灰色、ベージュをセンス良く配置しています。濃い色の着物はもちろん、薄い色の着物も幅広く合わせることができ、非常に使い勝手の良い帯に仕上がっています。

洛風林さんにお邪魔して、色々な作品をご紹介いただきましたが、まず最初に目を奪われたのは、この一本です。

抽象的な柄の帯は少し個性が強すぎるものもあります。ですが、安定感のある意匠にトーンを押さえた配色のこちらなら心配無用です。よく見ると葉や花の表現には斜めの線で、丸の部分には斜めの格子で柄が入っています。細かいディテールを作りこみ、上質感と高級感をさらに演出しています。

上質な紬、特に色にこだわった無地紬に合わせて、カラーコーディネートを楽しみたくなる帯です。

参照:千成堂着物店 洛風林 商品一覧

飛天錦 袋帯「葡萄華文」です。

正倉院文様として有名な葡萄華文を元に再構築した、洛風林らしい意匠の帯です。金糸がふんだんに使われていますが、抑えた光沢感で限りなく上品。訪問着から紬まで幅広くコーディネートが可能です。

飛天錦とは洛風林オリジナルの帯地です。フシのある真綿糸に箔を巻き付け、緯糸は一昼夜水に浸した”濡れ緯(ぬれよこ)”を使用しています。ひっかかりやすく非常に織りにくい生地ですが、締めたあとに緩みにくく、シャリ感をともなった風合いで人気です。

また、単衣の季節にも対応できることもあり、非常にコストパフォーマンスの高い帯です。

参照:千成堂着物店 洛風林 商品一覧

合わせやすく、締めやすい。洛風林の名古屋帯も人気

膨れ織 九寸なごや帯「葡萄蔓文」。洛風林を象徴する織りの技法、膨れ織りの帯です。デザインはなんとアメリカのパッチワーク作品から。柄の部分となる緯糸に金糸も織り込み、着物に合いやすくアレンジを加えてあります。

膨れ織(ふくれおり)とは、柄部分が袋状に織り上がる二重組織。柄と柄部分に使う糸の撚り加減を変えることで、更に立体的なボリューム感と糸の光沢感を出しています。手織りならではのやわらかな締め心地が表現できる帯地です。

参照:千成堂着物店 洛風林 商品一覧

膨れ織 九寸なごや帯「正倉院琵琶文」。柄は正倉院御物「紫檀木画槽琵琶(したんもくがそうのびわ)」の背面に象牙や紫檀、緑色に染めた鹿角等を組合わせた木画の文様から。
お茶のお稽古にも重宝されている意匠です。

古典文様ですがこのモダンさが最高!冴えた黒系の帯ですが、鈍い光沢感の金銀糸、膨れ織の味わいで強すぎない雰囲気に落とし込んでいます。こちらもコーディネート幅の広い一本です。

参照:千成堂着物店 洛風林 商品一覧

純正のお仕立てと各種アフターケアも万全の体制です

洛風林の作品は基本的に一点もの。買い逃してしまうと二度と手に入らないかもしれません。(再度織っていただけるか、聞くことは可能です。)気に入った柄は是非、お見逃しなく。

また、お仕立ては全て洛風林に依頼し純正加工致します。膨れ織など仕上げが難しい帯地が多いためです。掲載品についてコーディネートのご案内や、アフアーケアなど純正サービスをご用意しております。

洛風林、最高の帯をお探しのあなたにお勧めいたします。

メディア掲載のお知らせ
当店×菱一 オリジナルの小紋が”美しいキモノ”本誌に掲載されました。

ハースト婦人画報社 刊 / 美しいキモノ 18冬号 (11/21発売)

企画「小紋と紬 華やぎコーディネート / 年末年始お出掛けダイアリー」のページに当店の商品をご提供いたしました。染の川勝 松竹梅の帯と合わせて、コーディネートいたしました。表紙は北川景子さんです。紙面には4度目の登場となります。

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