私の好きな3つのコーディネートでご紹介する「夏の着物と合わせる日傘」

こんにちは、スタッフ マキコです。さて、徐々に暖かい陽射しが増えてきた中、お着物好きの皆様は、今年の単衣や夏着物はどのようにしようかしらと、楽しくイメージして遊んでいらっしゃいますでしょうか。

今回は、インスタグラムの人気コーディネートから、私が選んだ日傘も組み合わせて、ご紹介いたします。ぜひ、お付き合いください。

こちらは、野村半平さんの工房から「本場夏結城紬の着尺」に、樋口隆司さんの「素布帯」を合わせたコーディネートです。着尺は、グレイッシュな茶系が絶妙な色合いで、さらに一色では無いところに楽しさが伺えます。そして、柄は良く見ると十時絣なのですが、ドットに見える可愛らしさも◎。合わせる帯は、樋口隆司さんの素布帯。本場小千谷縮の九寸名古屋帯です。薄い麻のすっきりとした感じが爽やかでありながら、帯地にしじら織りで太い縞が入ることにより、立体感が生まれ、深みのある帯です。

とにかくこのコーディネートは、可愛い×カッコイイが感じられ私の大好きなコーディネートです。一見するところのドット×ストライプが本当に上級で、これをさり気なく着れる人いい!の一言です。普通ですと、水玉模様と縦縞って大丈夫?となるところですが、それがカッコ可愛くまとまるのはこの色のトーンでしょうか。そして、この色のトーンだからこその、コーディネートでさらに遊べそうなところにワクワクが増します。この、当店スタイリストの井上和子が合わせた帯締めも「なるほど、そうきますか…」と感じる帯締めですが、帯締めも「ドットに合わせて丸だとどう?」とか、「無地で1色でシュッと通したらどうなるかしら?」などと、妄想する楽しみがどんどん膨らんでいくので、そういう意味でもこの組み合わせは「好き」が大きいです。

ひとつ注意なのは、お太鼓柄は織り柄の性質上、横段として出ますので前柄のようなストライプにはなりません。またそれが帯び前とお帯後ろの楽しい関係。現代的な「今」を楽しめる小千谷縮の九寸名古屋帯です。

衿秀 麻の日傘 濃鼠と生成
参照:日傘 / 千成堂着物店 公式オンラインショップ

合わせる日傘はこちら。衿秀さんの麻の日傘です。着物と帯で少し楽しい着姿になっていますので、ここは色めを合わせて濃鼠と生成色の傘で上品にまとめるのはいかがでしょう。合わせた着物は、あまり透け感があるものではないので、単衣の時期、盛夏以外の間の頃が良いかと思いますが、陽射しは早くから避けたいものです。積極的に単衣の季節でも使っていきましょう。

続きまして、こちらは松寿苑さんの着尺「涼風」に北村武資さんの「羅」の帯のコーディネートです。この着尺は、なんと言っても色が良い!独特なデリケートな色を扱う松寿苑さんならでは、です。地色のミントグリーンが実に爽やかで、そこへこの浮き上がるような胡粉で描き出した小紋柄がまた涼しげです。夏の空の下で早く着たくなる、夏が待ち遠しくなる、お着物。今回は青の小物を合わせていますが、「グリーンにしても良いわね。」とは井上和子。小物の配色で着物の色目がブルーにもグリーンにも振り幅があるのは、繊細な色ゆえの大きな魅力の一つですね。

合わせた帯は、北村武資氏の「上品羅」(じょうぼんら)八寸名古屋帯。それは美しいわけです。至上の夏帯です。後姿も真に美しいです。欲しいです。完売していますが欲しいです。途中から私心が漏れました…現在、再入荷も考えられるとのことですので、ご興味ある方は是非、作品担当井上までご連絡ください。

そして、このコーディネートで目に留まるのは、こちら和小物さくらさんの帯揚げ。私、個人的に大のお気に入りポイントです。なんと、こちらの帯揚げも現在、完売中。欲しいです!(大声)

夏が待ち遠しくなる着姿に、イメージする日傘は、こちら藤井絞りの麻の日傘です。白地に青の雪花絞りがなんとも愛らしく涼しげ。合わせる小物は、全て夏のブルーで統一感を出して。

最後にご紹介するのは、野村半平さんの工房から「本場夏結城紬 80亀甲 総絣の着尺」に斉藤佳代子さんの「風透ける夏」九寸名古屋夏帯のコーディネート。夏の最高峰!と言えるコーディネートです。こちらの着尺は、希少価値の高い、非常に貴重な一反となっていて、言葉を越えた、それだけ価値のある着尺ですので、一生に一度の出逢いを大切にする方へ是非お届けしたい逸品です。

逸品に合わせます帯は、斉藤佳代子さんの作品「風透ける夏」。私は、昔からリボンに弱いところがあるのですが、こちらの帯デザインは織りで繊細なリボンを表現しているような雰囲気があり、実に惹きこまれます。帯の世界に、夏の風の中の麦わら帽子と、なびくリボンの様子が仕舞い込まれた気がして、実物は写真以上のもので可愛いと美しいが押し寄せる作品です。ぜひ店頭でお手に取ってご覧ください。

最後に合わせる日傘はこちら。内藤早苗さんの注染の日傘「Fragile」です。地は綿麻生地で、持ち手は桜。洋装にも合わせやすい現代的な日傘を、最高峰の夏の着姿で颯爽とカッコよく差して欲しい。

伝統的なものが好きで、古典的なものも好き。でも、自分が生きている世界は「今」。自分は、古いものを大切にしたいけれど、自分が古いものになりたいわけじゃない。そんな私が満足できるコーディネートのご紹介でしたが、いかがでしたでしょうか。さて、そろそろ手持ちの単衣と薄物を広げてみて着姿をイメージしてみませんか?

スタッフ マキコ

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常に産地に足を運び、作家さんとものを作り、お仕立てを知り、そして繋ぎ手の問屋さんとも情報を共有しています。

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