当店をご利用されるお客様に「プレゼント用です」と伺うことがあります。ご来店はもちろん、24時間、日本全国(または世界中から)注文が可能なオンラインショップも運営していますので、そちらでご依頼をいただく事も多いです。
今回、様々な注文をいただいた経験をまとめて、「着物好きの方へのプレゼント」を選ぶコツとして公開します。
贈られる方の写真をご用意ください
自分が着物を着ない、慣れていない、男性から女性に贈る場合、など。
着物を着なれていない(着ない)あなたが、上手にプレゼントを選ぶには、まず、着る方の写真をご用意することです。その写真をお店のスタッフに見せてアドバイスをもらいましょう。写真から「その方の雰囲気」「どんな場面で着物を着るか」「お好み」など様々な情報を読み取れるからです。
プレゼントを贈るベストタイミングはここ
着物好きのあの方にプレゼントをする。誕生日や結婚記念日、着付け教室やお茶などお稽古を始めた・・などなど、着物や着物まわりを贈られると嬉しいタイミングは多くあります。
気を付けるポイント
「プレゼント用です」と言ってください
特にオンラインショッピングですが、ご注文を発送する時に必ず金額入りの納品書が入って届きます。プレゼント用としてご注文をいただく場合、金額のわかるものは中に入れません。贈られる方に失礼の無いよう、必ずお申し付けください。意外と見落としがちです。(オンラインショップの場合、備考欄にお書きください)
悩むより、お任せしてみる
贈られる方の顔を思い浮かべて、プレゼントを選ぶ時間も楽しいものです。ですが、たくさんの種類や着方のルール、お好みもさまざま・・となかなかお選びが難しいのも着物の世界。当店に予算を伝えていただければ、代わりにお選びします。
反物でプレゼントしてみる
着物や帯は反物からお仕立てが必要です。もし、プレゼントをする場合、反物でプレゼントするのも一つの手です。
特に着物ですが、着なれた方だと「自分のぴったりサイズ表」を持っている場合があります。身長と3サイズだけで割り出しはできるのですが、着方にこだわる方だと最悪お仕立て直しになってしまいます。
当店では、後日にお仕立てを依頼いただける「お仕立て券」も発行しています。
反物の状態でプレゼントする → 後日、ご自身のぴったりサイズを添えて当店に送る。この形であれば、確実に自分サイズの着物や帯を贈れますね。
季節に注意
お仕立には一か月程度の時間がかかります。このため、例えば夏に夏の反物を贈ってしまうと、着用は来年以降になってしまいます。贈る日から3か月後くらいの季節を想定すると余裕をもって着られるのではないでしょうか。
お草履や履物もオーダーする場合一月かかります。余裕を見てプレゼントしたいものですね。
帯回り小物や帯留めなど、お仕立てが必要ないものはズバリの時期のもので大丈夫です。また、オールシーズン対応可能なものもありますので、迷ったらお声掛け下さい。