年が明けたら春はすぐそこ。春の準備をいたしましょう!
1月から4月にかけて、いろいろな式典が目白押しです。
「着物を着てみたいな・・」という方が一番多くなる時期でもあります。
といっても、はじめて着物を着る、選ぶとなるとわからないことがたくさんありますよね?
今回、当店に寄せられる代表的な質問と答えを集めてみました。
式典、フォーマルの着物選びにお悩みのあなた、まずはご覧ください。
Q1 着物の知識がありません。選び方が分からないがどうすれば良い?
ご安心ください。当店で必要な物をアドバイスさせていただきます。
着物は着物と帯だけではなく、小物や長襦袢など様々なものが必要です。また、着ていきたい場に合わせてコーディネートは異なります。例えば卒業式と入学式は、入学式の方が華やかにすると収まりが良いです。
まずは着ていきたい場をお聞かせください。相応しいコーディネートを丁寧にご提案させていただきます。
Q2 フォーマルとは?訪問着と付下げの違いは?
フォーマルとは洋装で言うところのドレスやスーツになります。
その中で訪問着と付下げの大きな違いはその柄付けです。訪問着は絵羽模様の豪華なもの。付下げは前も後ろも上向きに柄が配置されており、訪問着に比べると柄が簡略化され、少しすっきりとした印象です。
特に帯の選び方にコツがあります。着物には一つひとつ個性があります。
お選びが難しい場合、お任せいただくのもお勧めです。
Q3 どのくらいの期間があれば着るのに間に合うのか?
お仕立てやパールトーンなどの加工期間が必要です。
基本的に来店や公式通販サイトからのお申込みから、着用期間まで2か月あると安心です。
お急ぎの方でしたら、当店ではお仕立て上がりのお品物の取り扱いや、特別料金ですが特急でのお仕立てもご用意がございます。納期まで含めてご相談ください。
Q4 金額はどれくらいあれば揃うか?
全て新品で揃える場合50万円~必要です。また、丁寧な仕事の友禅などからお選びする場合上限はございません。お誂えや特注など、どこまでもこだわることもできます。
帯や着物のどちらかをリユース品に変えるなど、上手なお求めの方法もあります。具体例として着物は新品、帯はリユース品、襦袢とお草履、帯締めと帯揚げで60万円程度でのご案内実績があります。
まずはご予算からお伺いいたしますので、率直にお申し付けください。
(リユース品だけで揃えることも可能です。20万円位~とお手頃ですが、サイズなど難しいことがあるため、お早めにお申し付けください。)
Q5 レンタルと迷っていますが、買う場合のメリットはありますか?
着物を購入する場合、ご自身のイメージに合った物がお探しでき、自分らしいコーディネートの着物が自由にお選びいただけます。また、複数回着用の予定がある場合、お求めいただいた方がリーズナブルな場合が多くあります。
ちゃんとした着物や帯はレンタルする金額もそうお安くはありません。自分が気に入る、時代に合ったお着物や帯が1度だけではなく、卒業式や会食や観劇などに何度でも活用できます。これは大きなメリットです。
また、レンタルの着物では存在しない、今風のお洒落な着こなしも可能です。また、これを機会に着物を始める方もあります。
また、お仕立てする場合、サイズ感を完璧にできるというのもポイントです。
レンタルの場合、SMLのようなサイズで選ぶことが多く、ぴったりの着物ではない場合があります。
美しい着姿に、また着やすさに関わる部分でですので、できる限りお仕立てのものがお勧めです。
Q6 入学式に着た着物は他でも着られますか?
卒業式、参観、お茶席、会食、観劇などにコーディネートでその場に合わせた変化をさせながらご着用いただけます。
当店でご用命をいただいた場合、ご購入後の活用プランを含めてご案内いたします。
Q7 家にある着物又は帯、小物を活かせますか?
最もご相談をいただきたい内容です。
着られる場合も着られない場合もありますが、初心者の方でこれを判断するのは非常に難しいです。
コーディネートの新鮮さはもちろんですが、状態の劣化やサイズの合う合わないなど、確認したいポイントは多くあります。また、「 若い頃につくった 」という場合、今、ご自身の年代に合わなくなっていたりします。
可能な限り、お手持ちの着物や帯を当店までお持ち下さい。 できる限りお手持ち品を活かす方向でご案内いたします。
また、小物も同じです。ドレスにスニーカーを履かない様に着物にも「格に合ったもの」というバランスがございます。格や色が合っていれば勿論ご使用いただけます。まずは拝見いたします。
(原則、当店の着物か帯を加えてご検討いただきます。お手持ち品のみでのコーディネートの判断は行っておりません。ご了承ください。)
Q8 選ぶ色のタブーはあるか?
タブーの色は特にありません。ですが、柄行きに関しては華やかな柄は晴れのお席にという決まりはあります。どの様な場でもマナーは必要ですのでお席にあった提案をさせていただきます。場違いではない様子に調えましょう。
Q9 フォーマルに流行があるか?
流行はあります。例えば、現代は同じ古典柄でも百花や御所車などの柄より、有職文様などがすっきりと入るもの好まれているのではないでしょうか。
洋装の目線を取り入れたコーディネートが今風でしょう。
Q10 同じような着物の中で自分らしさは出せるか?
「着姿」には着物と帯以外でも、帯揚げ、帯締め、草履、バッグなどがありますので、コーディネートの細部にこだわって「自分らしさ」を繊細に表現できます。
お席の場やお気持ちをお伺いしながら「貴女らしさ」のご提案もさせていただきます。
式典やフォーマルの着物にお悩みの方、まずはお声掛けください
当店では卒業式や入学式、入園式や卒園式、お雛様やお宮参り、初釜などお茶のお席に・・と色々な場面に合わせたコーディネート経験がありますが、お悩みは似通ったものでした。そして、決まっておっしゃられるのは「はやく聞けばよかった・・」という声です。
特に初心者の方ですが、基本的にはご自身で悩まれるより、お任せをいただいた方が良い場合がほとんどです。
式典が普段と違うことと言えば華やかな場で、そこには人の目が多いということでしょうか。その様なお席では、ぜひ「現代」や「場」に合ったものを選びたいものです。お声かけいただければ、そのお席に、そして、その後の活用やアフターケアまで完璧にコーディネートさせていただきます。
まずはお声掛けください。きっとご満足いただけるはずです。