色無地は、40〜50代の女性にとって頼れる一枚。お茶席や改まった場にもふさわしく、上品な印象が魅力です。ただ、無地のため「地味になりすぎないかな」と不安になる方も。そんなときこそ、小物使いで印象がぐっと変わります。
帯締めには差し色を

全体が落ち着いたトーンのときは、帯締めで差し色を加えると着姿が引き締まり、洗練された印象に。
こちらのコーディネートは代表的な一つです。淡色の色無地に対して、ブルーを含んだ帯締めを効かせています。静かな中にも個性を感じさせる着こなしに。差し色は派手すぎず、全体となじむトーンで取り入れるのが大人のこなれ感のコツです。
帯揚げは“質感”か”柄”で華やかに

色無地がシンプルな分、帯揚げには柄のあるものを合わせるのもお洒落です。こちらは色無地と洛風林さんの名古屋帯のコーディネートです。柄のある帯揚げがきちんとした色無地をカジュアルに見せています。上質なお洒落着として、遊び心のあるコーディネートになっています。
扇子をさして、アクセントを加える

シンプルな帯に、シンプルな帯締め。そんなコーディネートも抜け感がありお洒落です。静かなトーンのコーディネートには扇子を利かせて、さらにお洒落に。
「伊予生糸」色無地は生地からつくった弊店のオリジナルです

ご紹介している色無地(紺色は除きます)は、当店が糸・柄・色すべてにこだわり、生地から別注制作した特別な一品です。ふわりと空気を含むような織上がりと、しっとりとした落ち感をあわせ持つ、こだわりのお品です。照りすぎない上品な艶は「伊予生糸(いよいと)」によるもの。一目で伝わる上質感と、細やかな葡萄唐草の地紋が装いに品格を添えます。
染めは、京都の手引き染め工房で一点ずつ丁寧に行い、絶妙なニュアンスを実現。名古屋帯から袋帯まで幅広く合わせやすく、正装からお茶のお席まで幅広く活躍します。裄は嬉しい広めです、裄72cm程度まで対応可能です。
小物の力で、色無地がもっと素敵に
ともすれば「地味に見えないかな?」と不安になりがちな色無地ですが、小物の工夫ひとつで、ぐっと自分らしく、洗練された着こなしが叶います。
差し色の帯締め、質感や柄のある帯揚げ、扇子などのアクセントが、装いに華やかさや奥行きを加え、大人のきれいめスタイルをつくってくれます。
上質な色無地を土台に、自分らしいおしゃれを楽しむためにも、ぜひ「小物選び」にこだわってみてください。小さな工夫が、着物姿をもっと自由に、もっと素敵にしてくれます!
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