
硝子造形作家 山本真衣さんの帯留が入荷いたしました。ふわりと霞をかけたような雰囲気に、キリッと透明度のある面が効くことで、豊かな表情を生み出しています。
山本さんはイギリス・日本で硝子を学んだのち、オブジェクト・装身具・蓋物などを国内外のギャラリーで発表。透明度のある素材を生かした作風に高い評価を得ています。
硝子という素材自体の持つ美しさ。繊細に施されたカットは輪郭として光を内封し浮遊させます。オブジェクトと装身具の間をゆく、存在感のある作品たちをぜひご覧くださいませ。手に取るとしっかりとした質感も感じられ、装身具としてもオブジェクトとしても高い完成度を誇る逸品です。
透明感の高い作品は爽やかさ、濃い色味の作品はこっくりとした充実感があります。硝子は春夏の季節がイメージしやすいかもしれませんが、クリアを雪の結晶のきらめきのように冬のお着物に合わせても良いと思います。帯に合わせてオールシーズンお楽しみください。
今回は入荷に先駆け「展示」からスタートいたします。7/21 お昼12時からの発売を予定しておりますが、ご案内を希望される方は「メールマガジン」か「LINE」を忘れずにご登録下さいませ。
山本真衣 硝子の帯留め 「咲く」 透明から茶の濃淡 × 箔入り



山本真衣 硝子の帯留め 「咲く」 透明 × 箔入り


山本真衣 硝子の帯留め 「咲く」 透明 No.1



山本真衣 硝子の帯留め 「咲く」 透明 No.2


山本真衣 硝子の帯留め 「咲く」 薄茶色


山本真衣 硝子の帯留め 「咲く」 青系



山本真衣 硝子の帯留め 「咲く」 緑がかった黄色系



山本真衣 硝子の帯留め 「咲く」 赤紫系


自分の思うままに「咲かせて」
「以前から留め金などは使わずにガラスだけで作ってみたいと思っていました。」とは、インスタグラムより山本真衣さんのコメントです。そのために素地は作家の小野遼さんに制作して頂いて、ここまでの美しい帯留作品が完成しています。オンラインショップでは裏面も見ていただきたいのですが、三分紐がすっと通り重さとサイズ感がしっかりとしている中で、きちんとした安定感があり帯に美しく馴染みます。見つめて心が奪われることは勿論のこと、使用して感じる技術と作品のクオリティの高さは素晴らしものです。
山本さんの代表作に「Breeze」が有りますが、個人的にはその中にひとつだけ帯留が混ざっても可愛いと妄想して楽しんでいます。山本さんが「咲く」と力強く作品名にしてくださっています。ぜひ、ご自身の思いのままに咲かせてください。
<スタッフ マキコ>