生地、染め、刺繍の全てにこだわった八寸名古屋帯は、当店のオリジナルです。
栃尾の生紬という希少な生地を、京都の引染め職人さんが雰囲気のあるグレージュに染める。唐花の柄は刺繍です。機械で行ったものですが、細かい調整は人の手によるもの。トータルで半年以上もの時間をかけて、丁寧に作り上げました。
この帯は、現代的なスタイリングにはもちろん、クラシックな風合いの着物(大島紬など)を現代的に見せる効果も抜群です。木綿、紬、織りの着物を中心に、上質なカジュアル着物にぴったりです。袷と単衣の季節にもおすすめです。
ざっくりとした厚みではありません。そして、夏ものほどの薄さでもありません。程よい厚みで、さらりとした着こなしが楽しめます。帯締めや帯揚げがアクセントに効くようにした、シンプルで適度なデザインにも注目いただけると嬉しいです。
「栃尾生紬×唐花の刺繍 千成堂別注」八寸名古屋帯 灰生成色(グレージュ)
他にない絶妙な甘辛の八寸を軽快に着こなして欲しい
やはりコーディネートの観点からお勧めするポイントはこの「色」。一見何が違うの?と思うかもしれませんが、生成りではなくグレージュ寄りの「灰生成」というこの絶妙な色めがこのオリジナル八寸の最大の魅力です。甘くなりすぎず、すっきりとしたカッコ良さがプラスされる着姿となる帯は、大人の着こなしとして大切なところ。そしてこのニュアンス感が、着物との相性が抜群ですので、持っていれば活躍間違い無しの帯です。迷ったら「これ」というオリジナル八寸名古屋帯を自信を持ってご紹介いたします。
<スタッフ マキコ>