「少し空間をあけるときれい!」というのは撮影の常識。でも、近くに寄せたほうが仲良さそうだから集合させてみる。下川さんの描く花たちに確かな「仲良し感」を感じています。
大分県にアトリエを構える陶作家「下川陽子(Atelier Tone)」さんから届いたのは季節の花をモチーフにした、愛らしい帯留めたちです。モチーフや入荷時期は完全にお任せとなっており、あくまでもリクエスト〜な作品たちです。(ネモフィラと紫陽花は型から起こしていただき、なんとも贅沢な仕上がり。)
心からお花が好きな方でないと絶対に到達できない描写力とモチーフ選びがすでに無敵なのですが、ディフォルメする感性や金彩や銀彩の加えかたも最高の一言。本当に驚異的な愛らしさで畳みかけてきます。
さらに、必見はその色目。ほんのりと加えられたぼかしが立体的な表情をさらに際立たせ、くすみ感のある大人な配色に心がストライク。大きさも3cm弱と小ぶりで上品・・優勝です。
予想通りと言いますか、即日で全ての作品は完売となりました。今回はアーカイブとして作品たちをご紹介させていただきます。また、季節の帯留めたちは新作もお願いしております。ご案内を希望される方は「メールマガジン」か「LINE」を忘れずにご登録下さいませ。(入荷時期は未定です)
ネモフィラの帯留め
紫陽花の帯留め
ハナミズキの帯留め
デイジーの帯留め
スミレの帯留め
今回の作品たちは「あえて和装っぽくないモチーフを選びました」とコメントをいただいたのですが、それが独特な世界観につながり、実に見応えのあるファースト・コレクションでした!本当に次回作も楽しみです。
作品担当 井上英樹