細い「籐」に想いを込めて編んだso/etさんの籠は、繊細な美しさに惹き込まれる「現代の籠」。デザイン、サイズ感、配色、全てに神経を行き届かせた作品には、籐作家 鶴田早苗さんのこだわりが詰まっています。一番心を捉えて離さないのは「籠」という概念を覆すような都会的でモードな作品の佇まいです。
そして、黒という色への愛。独自の染色法で染められた籐が全てをあなたの感性に語りかけます。
「天然繊維という捉え方だけではなく」「表現に適したクセの無いパーツとしても見る」意訳ではありますが、鶴田さんは籐を捉える視点も独特です。
今回、籠作家「鶴田早苗」さんから届いたのは、鶴田さんご自身が籐素材を染料で一つひとつ染色して作り上げた独自のこだわりの「黒」、そしてその黒を引き立てる「白」。妙味のあるバッグたちです。
当店の別注品として、絞り柄が楽しめる紬の生地の内張りと蓋を追加いただきました。紬の生地は「絞り染めの結城縮(結城紬の希少な縮バージョン、本場ではありませんが希少)」です。籠と結城縮の絶妙なバランスと、開けた際に自分だけがそっと楽しめる内側の愛らしい絞り柄をご堪能いただけます。
籐の味わいも感じつつ、都会的でモードな研ぎ澄まされた現代の籠。鶴田早苗(so/et)さんの唯一無二の世界観を是非お手元で感じてください。
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鶴田早苗(so/et) 「shima (低) × 黒 / 千成堂別注」 横型ハンドバッグ
鶴田早苗(so/et) 「shima (低) × 白とグレー / 千成堂別注」 横型ハンドバッグ
鶴田早苗(so/et) 「shima (大) × 黒 / 千成堂別注」 縦型ハンドバッグ
鶴田早苗(so/et) 「shima (大) × 白とグレー / 千成堂別注」 縦型ハンドバッグ
鶴田早苗さんのスタイリングに着想を得る
鶴田さんはすらりとしたモデルのような体系の方で、黒の洋服がとてもスタイリッシュに似合う方です。instagramでバッグを持たれている写真が公開されているのですが、この着こなしを見たときに冬に鶴田さんの黒が非常に映えることを見つけました。
今回、内側には結城縮の布を使っていますが、これはシーズンを拡張するための、一工夫でもあります。
籠バッグは特性上、どうしても暖かい時期限定感があります。しかし、鶴田さんのこの写真を見て一気に通年のイメージが涌いてしまい、今回の別注品のお願いとなりました。普段は布を使うことはなく要尺まで計算をいただき、何ともお手間をかけていただいたのが・・申し訳ないやら・・。しかし結果としてオールシーズンに最高に映えるかごバッグが完成したのではないでしょうか。どうかお許しを。
そして、鶴田さんって、話してみると本当に丁寧で穏やかな方。凄いクールなイメージがあるのですが、このギャップには、やられた!
「シンプル」は洋装にも和装にも、暮らしにも強い味方
今回の作品たちは、鶴田さんより「日常使いして頂きたいです」とコメントをいただきました。まさに無駄の無いサイジングのバッグはで日常使いにも最適だと思います。
また、日常と言えば、懇意にされているベーカリーで作品発表をされた際のお皿とボウルも数量限定で展示しています。シンプルなモノトーンですが、編み込む方向を変えることなど技を駆使して、控えめな迫力と作品性を持たせたミニ・コレクションです。こちらも合せてオンラインと店頭でご覧いただけます。
ぜひお見逃しなく!