象嵌(ぞうがん)の帯留めをコーディネートする / 中嶋象嵌さんのお取り扱い店になりました

参照:千成堂着物店 公式ネットショップ / 帯留

繊細な手仕事の布目象嵌にこだわる、京象嵌ブランド 中嶋象嵌さんの帯留めお取り扱いを開始いたしました。

<美しい日本の手仕事>プロジェクトの一環として、この度のご縁をいただきました。

黒い漆の質感に金銀で細密に描かれる世界は本当にため息ものです・・・。古典、王道の意匠なのですが愛らしさをどことなく感じるここにしかない作風に一目ぼれでした・・。

中嶋象嵌さんを象徴する技法<布目象嵌>

参照:中嶋象嵌 さくら 帯留め

まず一目見てその繊細な仕事に目を奪われます。非常に手間がかかり細心の技術が必要な工程がほとんど。美しさの中に独特のあたたかみがあるのは手仕事ならではです。

1.  鉄地金の表面全体に布目切りタガネを使い縦横に細かい溝をほる、だいたい、1mmの中に8~7本の溝をほるので、肉眼では見えないが、針の山の様な状態になる工程の中で、これが最も大切な作業です。なぜならば溝が浅いと金・銀を打ち込んでも、はがれやすくなるからです。

2. 直径0.15mmから1.0mm位の純金、純銀の線や平金を模様に抜いたものを布目にあてがい、小さな金槌で打ち込んで模様を描いていきます。
下絵がなく、職人自らのイメージで制作する為すべてがオリジナルとなります。

3. イメージ通りの模様を打ち込むと金、銀が、きちんと布目に嵌まる様、ハンマーで丁寧に打ち込みます、この場合ハンマーは鹿の角で自ら作ったハンマーを使うと、金・銀が伸びなくて、光沢が出ます。さらに、鉄のハンマーで打ちつけると布目の針が曲がり金・銀の模様が抜けなくなります。

4. 入嵌した作品を酸化鉄で腐蝕させます、それから表面にアンモニア水を塗り2日間位ムロの中で錆を出し布目を消してからタンニンで錆を止めます。この場合、タンニンは上茶を使う。

5. ガス・電気コンロの網の上に作品をのせ、はけで漆を塗り3~4回繰り返して焼きます。

6. 漆で真黒くなった表面にヘラを当てて金・銀の模様の所を研き出します。
すべりが良い様に、時々ヘラを水でぬらし、又、キズをつけない様、丁寧に研ぎます。

7. 金・銀の模様の上を作品のイメージに合わせ、ボリューム感を出す為にタガネを用いて、線を入れたり、細かい溝をつくったりします。ツヤを消す為、細かい砂を上から落とし、変化をつける事もします。

参照:京象嵌の制作工程(中嶋象嵌さんの公式サイト)

工程7、金の模様の上に彫られた筋は手彫りです。職人さんはすごい・・。

参照:中嶋象嵌 蔦(つた)帯留

象嵌の帯留を塩沢×無地のぜんまい紬帯とコーディネートする

参照:中嶋象嵌 うさぎ 帯留

無地感覚のコーディネート、特に紬のコーディネートにはやっぱり帯留のアクセントが映えます。

こちらは塩沢物語の袷にぜんまい紬の無地帯を組み合わせたコーディネートです、中嶋象嵌さんの帯留めは少し大きめの<うさぎ>を選んでみました。

無地感覚のコーディネートは素敵ですが、一歩間違えると地味になってしまったり、老けて見られたり・・となかなか難しいです。

愛らしいモチーフの象嵌の帯留をプラスすると、グッとコーディネートが表情豊かになると思いませんか?

本格的な技法の帯留めです、決して安っぽくない大人の帯まわりを表現してくれます。

シックなベージュのワントーンコーディネートに相性抜群

参照:中嶋象嵌 蔦(つた) 帯留

こちらは温かみのあるベージュをメインにしたコーディネートです。紬の帯に合わせて蔦の帯留をコーディネートしました。

秋・冬の落ち着いた配色のコーディネートにも中嶋象嵌さんの帯留は最高の相性です。

裏側の紐を通す穴は少し大きめです

参照:千成堂着物店 公式ネットショップ / 帯留

三分紐を基本とする帯留が多い中、こちらは少し太めの帯締めにも対応するサイズ感です。何とも嬉しい配慮・・。

最初のコレクションとして4点入荷いたしました。

中嶋象嵌 布目象嵌・京象嵌 帯留 / 蔦(つた)¥13,000  税別

中嶋象嵌 布目象嵌・京象嵌 帯留 / 流水紅葉¥13,000 税別

中嶋象嵌 布目象嵌・京象嵌 帯留 / うさぎ¥15,000 税別

中嶋象嵌 布目象嵌・京象嵌 帯留 / 桜¥20,000 税別

商品は店頭、公式ネットショップにて随時ご案内させていただきますが、是非お気軽にお問い合わせ下さいませ。

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自然布の帯と夏仕度 オンライン展

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