
第一声は「可愛い!」でした。心の声が三回は漏れました。様々に橋爪さんの作品を拝見してきましたが、今回は素敵な上に、何より可愛いと思いました。
和歌山県海南市にアトリエを構える漆作家「橋爪玲子」さんから届いた最新作は四弁花をモチーフにした白竹の扇子と、瑞雲をモチーフにした帯留めです。
あくまでもモチーフは四花弁と瑞雲という普遍的なもの。そこに加えて「今」の表現力。まさに現代の蒔絵を感じさせます。
扇子は、白竹に浮かぶ銀蒔絵の花弁一枚一枚の繊細な濃淡に魅了されます。水牛角の帯留めは、深みのある艶のある黒に惹き込まれそうなところに、丸いフォルムの大・中・小の瑞雲が実に穏やかに浮かび、私も気づけばにっこりです。
こちらの商品は、店頭またはオンラインにて既に販売開始しております。なお、6月23日まで期間限定とはなりますが、お茶道具やジュエリーなども含めたミニ展示会を開催中です。また、作品からのオリジナルオーダーも承っております。お気軽にお問合せくださいませ。
橋爪玲子 蒔絵の扇子 「四弁花」 千成堂別注色 白竹



橋爪玲子 水牛角に蒔絵の帯留 「瑞雲」 千成堂別注

見てヨシ、使ってヨシ、の間違いなくご満足いただける橋爪作品に、当店の提案を含んで千成堂別注のオリジナルとして作成していただきました。永遠の良さと一つしかない楽しさをご堪能ください。
<スタッフ マキコ>