民藝運動に参画したバーナード・リーチ氏が復興に尽力したイギリスの伝統技法「スリップウェア」。クリーム状の化粧土が乾く前に柄を描く難易度の高い作陶技法のひとつです。
茶系のおおらかな作風が多く見られるその世界に、白と青で魅せる繊細な表現を武器に飛び込む陶芸作家、荒井彩乃さんにお願いした別注の帯留めたちが届きました。
今回の作品は各1点のみの入荷です。公式オンラインショップ、LINEやメルマガで販売については告知致しますが何卒よろしくお願い致します。(ご予約は承ることができかねますので、ご了承下さい)
白地に青蔓の金彩
個人的には一番好きな作品。少し横長のシルエットは帯のアクセントに抜群です。こんな帯留め欲しかった・・。 13,200円(税込)
白地小花 丸
ニュアンスカラーの花が可愛い帯留めは安定感のある丸に。紬はもちろん、浴衣や綿の着物にもいいかも。金彩が入っていない作品になります。 13,200円(税込)
青地白網目に小花金彩 丸
こちらは網目を立体的に入れた作品。細かい小花に金彩も散らした非常に凝った逸品。小さい中に確かな主張と迫力があります。好き。13,200円(税込)
青地白花と葉金彩 丸
丸型に寄せた小花。金彩のアクセントが効いたバランス感の心地よい作品。荒井さんの出すこの青が良いんですよ。13,200円(税込)
白地青葉寄せに金彩 丸
文字通り少しひねりのある生地が特徴の作品。奥行きのある白の色合いもきれい。シンプルな作品ほど素材感が際立ちます。13,200円(税込)
青地白花と葉金彩 丸
荒井さんならではの青に白の柄がふんわりと。どこか懐かしさや温かさも感じられます。麻や自然布の帯に合わせると最高では? 13,200円(税込)
暖かい陶の仕事に、一線の光のようなセンス!
前回に続き、白と青を効かせた作品をオーダー致しましたが、それはスリップウェアという比較的クラシックな世界にあって、温かみだけではない白と青の鮮烈さに心がぐっと動くから。今回が二回目の到着となりますが、前回よりもさらに作りこまれたこの作品たちが、私にはとても眩しい!
どれも甲乙つけがたい好き具合。快作です。
作品担当 井上英樹