もう、愛らしさが止まらない。吉田史(OLD TO NEW)さん別注の帯留・ピアス・イヤーカフが届きました

作品担当 井上英樹です。

夜な夜なインターネットやinstagramを徘徊していると、急に「うわ、最高…」ってなること、ないですか?

私はあります。

そう、吉田史さんの世界を覗き見たときに、今までにない衝撃を私は受けたのです。

「OLD TO NEW – FUMI YOSHIDA-」 吉田史さん

吉田史さんは京都府出身の彫金作家。

竹影堂鎚舞さんに師事後、独立、現在は「OLD TO NEW – FUMI YOSHIDA-」というブランド名で作品を発表しています。

プロフィールページに書いてありますが、小さいころから自然、特に「石」が好きだったそうです。

ブランド名の由来は

『OLD  TO  NEW』には、普遍的な自然や主に古くから続く形や事柄から着想を得て制作し、

またそれが新たな形として続いて行って欲しいという思いが込められています。

初めて手にした時より使い続けるほどに嬉しい気持ちがふくらむようなものが作りたい。

http://old-to-new.com/about/

と、普遍的な美しさへのオマージュが感じられます。

また、

寄り添うものを手から手へ。自分で作ったものはほとんどの場合修理が可能ですし、

そうまでしても長い年月を一緒に過ごしていきたいと思ってもらえるものをと願っています。

http://old-to-new.com/about/

作品を大切に、末永く愛用していくことへの、優しいメッセージも添えられています。

吉田史さんの世界観、出会い

その世界観は繊細で可憐、また、優しい。

葉のシルエットに、花へ彫り込まれた影のひとつひとつに、さりげない自然の情景が広がります。

そして、デッサン的に正確な描写はその高い技術力から生み出されていることは一目瞭然。

スタッフみんなでその「愛らしさ」にひとしきり盛り上がったあと、早速、作品が拝見したいとメッセージを送ってみました。

二子玉川のお店でポップアップがある、吉田さんご本人も在廊されるとお教えいただき、早速会いにいきました。

初日。

作品は、思っていたよりもさらに小ぶりで、可憐な美しさ。

手に取らせてもらうと、剛性感としっかりとした重み。

その可憐さと反する「ジュエリー」としての堂々とした佇まい、まさに驚異。

当然、会は大盛況。

長居をするわけにはいきません、ご挨拶だけにとどめて、後日お店に来ていただけることに。

帯留って、作っていただけますか?

お店で色々話を聞くと、意外にご近所さんだったことや、旦那様はデザイナー(すごい人!)であること、「OLD TO NEW」さんへの引き合いは全ては受けられていないこと・・などなど、色々と興味深いお話が聞けました。

「着物も興味があるんですよ、奥深いです」

「友達の帯留をつくったこともあります」

など、追い風なお話もいただき、何とか何とか、当店の分も作っていただけることになりました。

作家さんにとって、最も怖い言葉

「個展のオーダー分が全て終わってから、制作して・・4月頃にはご納品できると思います」

時は11月、心強いお話をいただき、じっと待っておりました。

写真で細かい部分を打ち合わせしたり、楽しみに待っておりました。

しかし、ある日。

「利き手をひどく怪我してしまいまして・・」

と吉田さんから連絡が入りました。

ご自身で全てを手掛ける作家さんにとって、本当に恐ろしいことが起こったのです。

これは、吉田さんの身になって考えれば、あまりにも、恐ろしいこと。私自身もショックでした。

(現在はだんだん全快にむかっているそうです、良かった)

「象牙の彫刻は難しいのですが、帯留はできているので先に送りましょうか」

と大変な時期に関わらず、お気遣いまでいただいてしまいましたが、世界観を統一して見せたいこともあり、無理せずじっくり待たせていただきました。

そして、ついに届いたのです。

吉田史さんのファーストコレクションが!

「向かい合う鳥」帯留

かわいい・・かわいすぎる。

はじめてお会いした時に「男性なのに、珍しいですね(笑)」と言われてしまいましたが、吉田さんの、この繊細な世界観が本当に大好きです。

二羽の鳥と花々が透かし彫りで入った帯留はブローチの作品からの発展。

写真で拝見した時に絶対頼もうと思っていた作品です。

素材はシルバーにK18YGコーティングです。

「遠い雷」帯留

ドラマチック・・題名を読むだけで、頭に何か、懐かしいような、異国のような、風景が浮かび上がってきます、もはや語彙力が追いつかない。

こちらは「ムーンストーン」を中心に配置したブローチからのアレンジです。

石を変えることもできると聞きましたが、オリジナルのスタイリングをそのままに。

ブローチはもっと突起があるデザインなのですが、帯留ということで引き算をお願いしました。

素材はシルバーにK18、天然石です。

「たんぽぽとりんごの花」帯留

これもかわいい、震えるほどかわいい。

たんぽぽとりんごの花の情景を六角の枠できりとった、どこか和のテイストな作品。

帯留めなのに、和テイストとはこれいかに。

和も、洋もなく、世界観を見て、感じていただきたい。

繊細な葉の彫刻とタンポポの表現にも、ご注目下さい。

素敵さを生み出す、手の力、とてつもない作品です。

こちらもブローチからのアレンジです。

素材はシルバーにK18コーティングです。

「白山吹のピアス」

実は、私14Kが好きです。

18Kの発色に比べると、落ち着きやニュアンスが感じられる発色が14Kにはあります。

小さな白山吹の花は象牙で、その優しい色味と馴染み、どこか懐かしいテイスト。

左右で異なるモチーフが、破綻なく美しい・・。

時が経つにつれて、さらに風合いも育ちそう。

着物に合わせても、馴染みが良くきっと素敵。

(吉田さんは象牙の作品にも定評があります、全て日本政府の管理下にある自然死した象の象牙を使用しています。)

素材はK14イエローゴールド、金具はK18イエローゴールド、そして象牙。

「すずらんのイヤーカフ」

instagramで吉田さんの作品を見たときに、真っ先に「頼もう」と思ったのはこちらのイヤーカフ。

モチーフはすずらん、この作品には種類があり、花の数が異なる作品もあります。

華やかな3輪の作品、例によってK14でオーダー。

コンテンポラリーな雰囲気があるイヤーカフですが、吉田さんの作品となると・・昔から「ここ」にあったかのような、オーセンティックな落ち着きがあります。

大人の女性にこそ、似合う。これはきっと似合う。

素材はK14イエローゴールド、花は高純度のシルバー1000、金具はシルバー925です。

シルバーの純度が高いと、柔らかくなります。

その、しっとりとした発色も素敵。

吉田史さんの作品は、もはや、言葉では足りない

今まで、色々な作家さんとの仕事を文章にしてきましたが、ある意味で、吉田さんの作品についてを書くのは、今までに一番に「楽」でした。

というのも、あまりにも愛らしく、素敵な世界観が目の前にあれば、「うわー、うわー・・」となるだけで、もはや言葉で説明することは諦めるしかない。

そうなってしまえば、見て、感じて、想っていくだけが全てで、あとは、あなたに渡すだけ。

書き表すことができない、手の付けられない、本当に本当の素敵。

この世界観は是非、早く感じて、そして震えていただきたい。

吉田史さんとのご縁が、「職業ライター」としてではなくて、本当に良かった・・。無理ですもの、表現しきるのが。

作品担当 井上英樹

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