「着物とアンティーク腕時計」ベティーロードさんのWEBコンテンツに全面協力。

撮影風景 ベティーロードさん
参照:「着物とアンティークウォッチ ~Japanese KIMONO meets Western Antique Watches~」

べティーロードさんのウェブコンテンツ「着物とアンティークウォッチ ~Japanese KIMONO meets Western Antique Watches~」に、商品とコーディネート参加いたしました。

スタートまでには少し時間がかかりました。 今思えばきっとその時間も大切でした。練りに練った本当に素晴らしいコンテンツを仕上げるために・・。

コンテンツはベティーロードさんでじっくりご覧いただくとして、この記事ではコーディネートを担当した井上和子の解説を中心にお送りしたいと思います。

ベティーロード:

レディースの高級腕時計・アンティーク腕時計の名店。 高級ブランドを中心にジュエリーも扱っています。 実店舗は東京都の中野、オンラインストアも。 メンズ高級腕時計店ジャックロードさんの姉妹店。

レディース ブランド腕時計専門店 通販サイト・ベティーロード

総合コンセプト「 腕時計を際立たせる 」

「まず、エレガントなアンティーク時計に見合うこと。そして、引き立つコーディネートであること。場所の設定に合わせて、総合的なシチュエーションにマッチすること。

「アンティーク腕時計が主役、全体のバランスを重視。」

総合的なコーディネートのコンセプトです。今回、ベティーロードさんのコンテンツということで、腕時計とジュエリーをいかに魅せるか、にこだわったそうです。

着物は全身を覆い、また、インパクトがあります。あくまで時計を主役にすることを頭に置いたそうです。

ピアジェ×南風原花織×藤山千春さんの吉野間道

「着物と帯の基本的なワントーンコーディネート。質感を際立たせて、完成させた。ピアジェのスクエアな時計に花織のスクエアなリズム感が合う。屋外の撮影、新緑のイメージがある受けた緑系の帯締めを選んだ。 」

着物は南風原花織。グレイッシュなクリーム色。緯糸を浮かせた模様が、光で艶やかに浮かび上がる。

名古屋帯は藤山千春先生の吉野間道。手の込んだ格子の作品。横段のメガネ織りではなく、こちらを。

着物と帯のワントーンコーディネートは、高い質感のある着物と帯を選び、ワンランク上に仕上げるのがコツ。

腕時計はスイスの高級宝飾ブランド、ピアジェ。さすがに質感が高い。

着物と帯もその質感に負けないものを選んでいます。

ロレックス×菱一付下げ×人間国宝 北村武資

「 一言で「 ゴールド 」をイメージしたコーディネート。 着物、帯ともに最高級のものを選んだ。 アンティーク時計は小ぶりで華奢(きゃしゃ)、着物にとけこむように、生きるように。」

ロレックスのドレスウォッチは1960年代のもの。ダイヤ入り。当時の貴婦人の手を彩ったのでしょうか。

時計の持つ華やかな色味に合わせたコーディネート。

ブレスまでゴールドの腕時計はフォーマルなシーンに映える。 フォーマルの着物、本格的な京友禅の付下げが選ばれました。

着物は大輪の菊が美しい「菱一」さんの作品。帯は人間国宝 北村武資先生の作品。どちらも最高峰の仕事。

訪問着という手もあるが、せっかくのロケーションを考えるとちょっと違和感。抜け感のあるシンプルな付下げが良く馴染む。

北村武資先生の袋帯はさすがの高級感。腕時計の雰囲気に負けない、シックなフォーマルにまとまりました。

ハミルトン×菱一の単衣×刺繍の帯

「 ゴールドに対して、シルバー。澄んだ透明感のある水色に一体化しているイメージ。刺繍の帯も控えめに。帯回り小物も控えめに。全体のバランスをとった。 」

上で解説した付下げのコーディネートは、迫力のあるゴールド。対して、水色の単衣は奥ゆかしい輝きと一体感のあるシルバー。

ハミルトンの腕時計はコードブレスのすっきりした印象のドレスウォッチ。水色の着物と白い帯に馴染み、溶け合う。

全体の主張を抑えたコーディネートを考えるとき、高級感のある小物使いはポイント。

主張をおさえた帯締めと帯揚げでも、コーディネート全体に影響があり、ぐっと質感が高まる。

一つ一つはシンプルでも、組み合わさったときに美しさが見えてきます。

ロレックス×貴久樹・夏牛首×ぜんまい織の帯

「 上質なカジュアルを妥協なく。 最初は浴衣を頼まれたが、時計の質感に合わせて夏の上質な着物でお願いした。 ロレックスカメレオンのブルー。ジュエリーのブルーを合わせた。 帯揚げは青に。 遊び心のある総柄の着物。珍しく帯回りにアクセントをおく。 」

更紗の総柄着物は白山工房の夏牛首に貴久樹さんが染めを施した上質な夏紬。合わせた帯はぜんまいの綿を織り込んだ、シンプルな無地。

当店に寄せられるコーディネートの代表的な悩み、「総柄の紬に合う帯がわからない」を数十件も救った帯です。

当初、浴衣に合うコーディネートを依頼されましたが、腕時計の上質感に合わず、質感の高い夏紬になりました。

帯揚げにはブルー。時計とジュエリーに合わせて。

総柄の紬はカジュアル。帯回りの遊び心が素敵に映えます。

パテック×本塩沢×木屋太のお召し帯

「パテック・フィリップの腕時計に大人の知性を感じる。洒脱で洋服感覚なコーディネートを目指して。 ぐっと雰囲気を変えて。

産地の代表的な作風、蚊のように小さな蚊絣総柄。帯の選びがいがある着物の代表。

「バーでグラスを傾ける場面」と聞いて、洋服感覚を追及することに。

合わせた帯は木屋太さんのお召し袋帯。洋服感覚のコーディネートに抜群の相性。

着物も帯もお召し。墨色と黒の同系色コーディネート。一体感のある配色は着物と帯の質感の差がポイント。

落ち着いた配色で、時計の知的さを際立たせました。

スタイリング、するということ

着付けと現場でのスタイリング担当は、あの人気着物スタイリスト「大竹恵理子」さん。素晴らしいクオリティーに仕上げていただきました。モデルは北川リサさん、撮影は中村彰男さん、ヘア&メイクは船田秀樹さん。最高のメンバー構成です。

「 最近、着物のコーディネートというと「アイテムとアイテム」「配色」に偏っている気がする。 」とは、コーディネートを担当した井上和子の話。着物は格や色々な決まりもあって組み合わせるのは難しい、そのため、着る人や場面、総合的な演出という意味でのコーディネートまで、発想が至っていない気がします。

組み合わせという意味では、井上和子の世界観ですが、着こなす人の個性、場に映える気姿の演出、美しい完成された着方(着付け)が、完璧な調和を生み出すのです。

今回、素晴らしく見ごたえのあるコンテンツができたのは、きっと全ての要素に妥協が無かったからだと思うのです。

「着物とアンティーク腕時計」って素敵だな・・と思う。

もともと、当店のルーツは海外のラグジュアリーブランドのヴィンテージを扱う、WEBブティックにあります。その時に、ストックしていたアンティーク時計と着物をコーディネートして、コンテンツをつくったことがありました。

たしか、その記事をベティーロードさんにご覧いただいたご縁から、はじまった話でした。当時はリユース品が主であり、少しクラシックな打ち出しでした。それはそれで、まとまったコーディネートたちでしたが、現在、さらに高品質な新作も扱っており、当時より提案できるコーディネートの種類は増えました。

上質なアイテムと着物が合わさった時に、一体どんな世界が表現できるのか・・。取り組みがいのある、試みでした。アンティーク時計と着物は確かに相性が素晴らしい。きっと、伝わることと思います。

また、素敵なご縁がありますように!

今回使用した着物と帯、小物各種は公式通販サイト上でご覧いただけます。随時セール価格でご案内予定です。一足先にこちらからご覧ください:  メディア掲載品 千成堂着物店 公式通販サイト

(コンテンツ:ベティーロード様 文:井上 英樹 監修:井上和子)

ご紹介した商品は、店頭と通販サイトでご覧ください。

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こちらの商品は神奈川県川崎市の実店舗(予約制)と公式通販サイトでお求めいただけます。

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