千成堂着物店は”菱一”ブランドの正規取扱店です。
東京都 神田 / 江戸好みの粋。染めと織りの老舗 菱一。
当店は菱一の各種作品を正規にお取り扱いしております。また、お誂え染めの窓口でもあります。
※2019年 菱一さんは会社を解散、菱一名義での新規制作は行っておりません。菱一さんに在籍していた、制作担当者さんとは変わらずコンタクトをとっており、同クオリティーでのお誂えに現在も対応しております。変わらぬご愛顧をよろしくお願い致します。
千成堂着物店 菱一 コレクション (掲載商品外のお取り寄せ・お誂えはお問い合わせください)
菱一の歴史
Photo by (c)Tomo.Yun
菱一さんは嘉永二年、近江(滋賀県)の深田与佐兵衛の江戸店として創業、160年を超える歴史を誇る老舗です。
東京の花柳界で着用された衣装を数多く手掛け、また 、その色や柄をアレンジして一般女性向けの着物や帯を制作していました。
目の肥えた旦那衆を納得させる上質感とセンス、それが菱一のルーツです。
当時の花柳界には流行を生み出す、トレンドセッター的な役割もありました。
当然、注目を集めたのは、菱一の手掛ける品々・・。玄人好みのセンスは当時より高い評価を得ていました。
太平洋戦争の最中、一度会社は解散を余儀なくされました。
ですが、戦後、銀座を中心とする呉服店の復興に合わせて、さらに強い結びつきを持って再スタート。
現代まで受け継がれる”菱一流の江戸好み”が始まったのです。
千成堂着物店 菱一 コレクション (掲載商品外のお取り寄せ・お誂えはお問い合わせください)
菱一が創り続けるのは、時代性のある洗練された色と意匠。
江戸、神田、銀座・・活きの良い街に愛された菱一の着物や帯は、他にはない通好みな配色です。
グレーを含んだ紗のかかった発色、更紗や幾何学紋様のように、現代きもののトレンドを吸収したお品を数多く取り揃えています。
現代の街並みにも違和感なく溶け込むような、洒脱な雰囲気はまさに菱一ならでは。
歴史のある工芸品にもよく見られますが、産地の空気や光の色が作品の色合いを左右することがあります。
”京都は水分を含んだような黄みがかった赤みの強い光にはやはり(京都の)友禅の着物が似合います。 / 東京のようにコンクリートに反射した青っぽい光に照らされる都市では、グレイッシュな色を含んだきものが映えます。”とは河村公美さんの「毎日、きもの(講談社)」からの引用ですが、菱一のものつくりは現代の東京の空気を感じます。
元気で粋で、どことなく艶やかで・・。現代的な着姿に合う配色センスと言えば、やはり菱一なのです。
千成堂着物店 菱一 コレクション (掲載商品外のお取り寄せ・お誂えはお問い合わせください)
オリジナリティーを追求する”染出し・別誂・別織”
菱一の掲げる「きものを創る」という理念には、オリジナルを生み出すメーカーとしての強い決意とこだわりが込められています。
専属工房の手によって、独自の色柄に染め上げた友禅・小紋や、各産地の機屋が手掛けた別織の紬・御召を年に数回発表、常に新しい市場を「創って」います。
千成堂着物店 菱一 コレクション (掲載商品外のお取り寄せ・お誂えはお問い合わせください)
デザイン、配色全てを菱一品質でお答えする”お誂え”
当店は菱一お誂え、フルオーダーメイドの取次店です。お好みに合わせて、素材、デザイン、配色全てをオーダーメイドで承ります。
菱一の誇る品質と洗練されたセンス全てをご堪能ください。
千成堂着物店 菱一 コレクション (掲載商品外のお取り寄せ・お誂えはお問い合わせください)
菱一は銀座の高級呉服専門店をはじめ、限られた店舗でしか取扱いの無いプレミアム・ブランド。
菱一は目の肥えた玄人から非常に高い評価を受ける染織の老舗ブランドです。
銀座をはじめとする、高級呉服店、各地の呉服専門店のみが取り扱いを許されています。
量販店または展示会型のチェーン店、デパートとの取引はほぼありません。
ものつくりにこだわり、限られた流通でセンスを守る。その硬派さも魅力です。
当店は若輩ながら正規取扱店としてご縁をいただいておりますが、そのセンスへの深い共感と尊敬は他店に劣るものではないと考えています。
千成堂着物店 菱一 コレクション (掲載商品外のお取り寄せ・お誂えはお問い合わせください)
格好良い着姿を実現する、菱一。
当店は現代的な着姿を探求しておりますが、共感できる染めのブランドにはなかなか出会えませんでした。ですが、菱一ならではの作品、提案には、現代的で格好良い着姿に必要なすべてが揃っていました。
配色、意匠、質感全てに妥協なくこだわる、上質志向のあなたを満足させる。菱一のセンスを心からお勧めいたします。