今年、最旬の紬コーディネートは”帯まわり”から始める。

吹く風に秋の気配が感じられるようになり着物でのお出かけがより楽しめる季節です。

いよいよ秋に差し掛かってくると俄然気になってくるのは素敵な”紬の着物”。

旬の紬着物コーディネートを考える時、まず決めたいのは帯まわり。

着物、帯、小物・・今年風の着物コーディネートが決まるポイントを押さえておきましょう。

 

無地感覚の着物コーディネートを決める、帯まわり

無地の紬はほぼ定番として定着、グレイッシュなワントーンの着こなしも一般的になってきたように思います。

そこで、この秋は完成度の高い帯まわりコーディネートで自分らしさの表現してみましょう。

引き算のコーディネートにプラスして、今年はアクセントのある上質な小物使いがトレンドに浮上しそうです。

 

まずは帯締めと帯揚げを考える

帯まわりとは文字通り「帯揚げ」「帯締め」「帯留め」「帯飾り」で作られる、帯周辺のコーディネートです。

色々な小物を使って楽しめる個所が多く、その選び方で非常に効果的な着姿を作れます。

中でも最初に考えたいのは「帯締め」と「帯揚げ」の色使い。グレー系明るいベージュ、濃い目のグレー系、薄紫あたりを押さえておくと、合わせられる幅が広く重宝します。

また、グレー系の都会的なワントーンを楽しむなら、薄いグレーと濃いグレーを持っておくと、さらに便利。一歩先行く着姿を楽しめます。

 

 

帯揚げと帯締めの色の組み合わせ方

基本は着物や帯の中から色を拾いましょう。帯揚げと帯締めは同色にしない方がセンスよくまとまります。

洒落た雰囲気の出せる墨黒や黒柿色など思い切ってダークの色を使うのもかなり効果的。

 

一歩先行く帯まわり、柄物の帯揚げと帯締め

さらに今年提案したいのは、柄のある個性的な帯揚げや帯締め。無地感覚の着物コーディネートの良いアクセントになります。

 

帯締めの締め方もひとひねり

結び方振袖などではより豪華に見せるために変わり結びをしますが、紐にかいくぐらせて結ぶ藤結びは紬や小紋にも使えそうです。

 

帯留めで季節感をプラスする

秋:紅葉、菊、トンボ

冬:雪、松竹梅、お正月

春:さくら、猫柳

夏:ガラス製のもの、金魚

※一例です

帯飾り根付も帯留めと同じように季節感や遊び心のあるものがありますが、まず挑戦したいのは帯留め。三分紐や四分紐とコーディネートしてみましょう。帯留も季節に合わせた質感を選ぶと、完璧です。

 

シンプルなコーディネートほど、小物使いのセンスが問われるのは着物も同じ!

洋服でもシンプルなものほどセンスが問われます。洋服でもシンプルな着こなしに小物の合わせ方の上手な方は素敵です。

着物にも同じことが言えるのではないでしょうか。シンプルな着物と帯の着こなしに、素敵な帯まわり小物のコーディネートは本当に効いてきます。

当店でも、新しいコーディネートの提案として帯回りはさらに強化します。

あるようでないのが着物の流行、今年はまた新しいテイストの提案に挑戦します。ぜひお楽しみに・・。

「着たい」「似合う」が間違いなく揃います

「自分の着物にあう帯を選んでほしい」
「ネットの掲載品を実際に見たい」
「合うサイズの草履がない」
「お洒落なコーディネートで揃えてほしい」
「着物が着にくいので、仕立て直したい」
「紬をはじめたい」
「似合うものをオーダーメイドしたい」
「式典のコーディネートを任せたい」
「芭蕉布や上布など、特上品が欲しい」
「染織家の●●さんの作品が欲しい」

お応えしてきた一例です。ご来店(予約制)はもちろん、メールやLINEでもお気軽にご相談ください。

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