6月、大人な着物コーディネートを素敵に決める3つのポイント

6月は衣替えの時期です。袷の時期が終わり単衣の時期になります。梅雨の時期ということもあり、着物コーディネートに一苦労する方も多いのでは？今回は千成堂着物店流6月の着物コーディネートを素敵に選ぶポイントをまとめていきます。

6月の着物コーディネートの押さえておきたいポイント

6月は1年のうちでもかなり汗をかく季節です。

梅雨で湿度も上がり、何ともべたべたした感じになってきます。6月は着物自体を洗えるものから選ぶのがお勧めです。

麻に強い撚りをかけて、手もみ洗いで独特なシボを出すちぢみの着物や東レシルック®を主力にするのが機能性の面でもお勧めです。手洗いはもちろん、洗濯機（お洒落着洗いモード）でも洗えます。

6月の衣替えで一番最初に考えるのは半襟を変えること。平織の絽など夏素材のものに変えます。合わせて帯揚げも絽縮緬などに変えてしまいましょう。

細目ですっきりした帯締めが涼し気で素敵。帯、帯揚げ、帯締めと季節感を出して選んでいきます。いよいよ夏帯も登場、トーンを合わせたコーディネートがやっぱり大人を際立たせてくれます。6月も後半となれば少し早めにしっかり目のレース帯締めもいいですね。

まとめると6月の着物コーディネートのポイントは

ポイント１．東レシルック®、ちぢみなど洗える着物をメインに据える

ポイント２．半襟を絽にする

ポイント３．帯と帯締めのコーディネートで季節を出す

です。

雨が降ったり、暑かったり・・季節感と機能性の両立がポイントです。

少し着物を揃えるのが難しい季節です、是非ご相談の上お選びくださいね。