人気のキレイ色紬コーディネート、華やかな山吹色を大人に着こなす。
先日入荷した、キレイ色紬。うちにしてはちょっと珍しい、山吹色(黄色)です。
絣の模様が細かく、華やかさとシックさを併せ持つ、そんな一品です。
黄色など、少し主張のある紬をコーディネートするのは、難しい!そんな声も聞こえてきます。
でも大丈夫、帯と帯締め、バッグまでに気を配って、洗練された着こなしをものにしちゃいましょう。
まず、着物の選び方。
大人っぽい着こなしを実現するためには・・あまり大柄の着物を選ぶのは避けるのが無難です。
もちろん、大き目な柄行きでも素敵な着物は沢山ありますが、当店が提案したいのは”大人っぽい&シックな着こなし”。
まず柄行は細かいものを選びましょう。
帯の選び方のコツ
主張ある今回のようなカラーリングの紬の場合、”同系色””同トーン”の帯を選ぶのが合わせやすいです。
2パターンのコーディネートを考えてみました。
ライトなトーンの帯を合わせた、すっきり系コーディネート。
https://page11.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/n160379265?u=%3bhidehidejapan2009
コーディネートに合わせたのはベージュ×刺し子の帯です。
黄色の着物に含まれる一色、絣の模様からベージュを拾ってコーディネート。
帯と着物のカラートーンをできるだけ合わせると、違和感を感じないコーディネートにきちっと仕上がります。
また、この帯のように、少し可愛いモチーフの帯を合わせると、若々しさがグッと出てきます。これから紬を着始める、そんな方の入門編としてもオススメのコーディネートです。
帯締めには配色をきりっと締めるパープル系を選んでみました。
ここで赤など主張の強すぎる色を選ぶのはお勧めできません・・
大人っぽさとは無縁の野暮ったさが出てきてしまいます。
絣は少し気を抜くといきなり表情が変わるのが、難しくもあり面白いところです。
ダークトーンを合わせて、ぐっとシックに大人っぽく。
さて、次に合わせたのは結城紬の粋な名古屋帯。
こちらは少し細目に仕立てられた、まさに仕立てから粋な逸品です。
着物に主張がある場合、帯をダークトーンに調整するとまた違った表情が出てきます。
一言で言えば、シックにまとまります。
また、帯締めも同一トーンで選ぶのは鉄則です。今回、ワンポイントとしてベージュを選んでいます。
この場合、黒でびしっと締めても格好良いのですが、女性らしい柔らかさを出すにはあえて濃いグリーンまででストップ。お洒落な着こなしには抜け感も大事です。
バッグなど小物を選ぶ。
ここで気を抜いては行けません、仕上げに小物を選びましょう。
今回、両コーディネートに合わせたバッグは、ボッテガヴェネタのイントレチャート(編み込み)ハンドバッグ。
グラデーションカラーの効いた、一品です。
こちらのバッグはベージュです。アースカラーの着物や華やかな着物にも良く合う色です。
着物自体に主張がある場合、バッグの色やデザインはあまり派手でない方がバランスを取りやすいです。
ベージュやグレーなど中間色系のバッグは比較的合わせやすく、一つは持っていたいところ。
帯と小物をしっかり選べば、大丈夫!
華やかな着物でも帯や小物を選べば大人っぽく、シックに着こなせます!
華やかな配色の着物はお顔映りも良く、女っぷりがググっと上がりますよ。
今までダークトーンを中心に着こなしていた方も、是非挑戦してみてはいかがでしょうか?