エルメス珠玉のエキジビジョン!エルメス、レザーフォーエバーに行ってきました。
エルメス「レザー・ フォーエバー」、世界を巡回したエキシビションがいま、東京へ。
特別エキシビション エルメス「レザー・ フォーエバー」を 2014年12月2日~12月23日 上野の東京国立博物館 表慶館にて 開催いたします。
職人たちの驚くべき技術の数々をご紹介する「レザー・フォーエバー」。
エルメスのレザーの世界を伝えると同時に、詩的な魅力にあふれたエキシビションです。
1837年の創業以来エルメスが情熱を傾け続けてきた素材、レザー。
見終えた後は、きっとこの素晴らしい素材に魅了されることでしょう。
先日、上野で開催された、エルメスの特別エキシビジョン、レザーフォーエバー展に行ってきました。
会場内では写真がどうやら許可されており、SNSでのシェアを想定した展示のようでした。
職人の技術と、歴史を軽々超える美しいミニマルなデザイン・・・まさに珠玉のエキシビジョンでした。
今回は印象に残った、展示をまとめてみました。
ケリーバッグ、希少なモデルも一挙集結!!
ご覧ください、このケリーバッグの展示!大きなケリーバッグ型のフレーム内にアレンジモデルを含めたケリーの兄弟?姉妹?達が集結しています。
左上にあるのはケリー・ドール、人形型のミニチュア、ケリーバッグ。
ジャンポール・ゴルチエがディレクションした名品タイニー・ケリー。
斜め掛けOK、ショルダータイプのケリー・スポーツ。
ハンドル付小型のクラッチ ポシェットケリー。
極めつけは中央に配置された、黒いレザーにトゲトゲのスタッズがカスタマイズされたパンキッシュな一作。
こちらはアンダーカイズムのデザイナー高橋 盾 氏の作品だそうです。
レディーガガがカスタマイズしたのかと思いましたが、まさかの日本人デザイナーの作品でした。
今でこそ、パリコレにも参加するモードなデザイナーですが、高橋氏は”パンク”に造詣の深いデザイナーです。
バウンティーハンターのヒカル氏と組んでいたピストルズのコピーバンド、東京セックス・ピストルズ時代、あまりにもボーカルのジョニー・ロットン(ジョン・ライドン)に似ていたため、”ジョニオ”と呼ばれていたこと、ふと思い出しました。
いつに作られたものかは不明ですが、彼には確かにパンク精神が宿っていたようです!トゲ具合はまさにパンクなカスタマイズ。
小さくても本格派!職人の技が光る・・10cmくらいのミニチュアバッグ達。
小さくて可愛いバッグが並んでいます。これは製品と同じ作りのミニチュア・バッグです。
なんとサイズは10cm程度!エルメスのレザーバッグはかなりの技術力を問われる、制作が難しいデザインが多いです。
こんな小さいサイズを的確に縫い上げる・・その技術力に乾杯です。
こちらも可愛い、小さい靴!子供用でしょうか。
小さいブーツやシューズが大きなレザーバッグにディスプレイされています。
名作とされるスニーカーやヒールなど、シルエットも美しいデザインが所狭しと並んでいます。
レザーバッグはバーキンとケリーを合わせたような独特なデザイン。
エルメスとヤマハ!上質なバイク用ウェアも素敵。
エルメスは乗り物のブランドとも、コラボレーションを多数行っております。
世界最高額クラスのラグジュアリースポーツカー、ブガッティのヴェイロンをベースにした「Fbg par Hermes(エルメス・モデル)」など、有名な作品が多数あります。(ZOZO TOWN 前澤友作 社長が買ったモデルです。)引用:ブガッティ ヴェイロン公式サイト
あるいはシトロエンの「2CV」や「スマートフォーツー」など自動車とコラボレーションが有名です。
恐らく、今回展示されていたバイクはヤマハ VMAXではないでしょうか。
エルメスのレザーに覆われた、強さの中にも洗練されたテイストが美しいです。
同時に展示されたブーツやライダースジャケットも必見。
柔らかい質感で縫い上げた一着は”無骨”ではなく、まさに”上品”・・・こんなコーディネートで決めてみたいです。
引用:autoblog Yamaha Vmax by Hermes
これは・・貴重すぎる。THE ALFEE(アルフィー)高見沢氏のギターが展示されています。注目はその柄。
突然、ギターが展示されています。これはTHE ALFEE(アルフィー)の高見沢さんのギターです。
本体にデザインされた柄にご注目、こちらはバンドの25周年記念にファンクラブ会員・関係者のみ限定で発売された、スカーフ(カレ)のデザインです。
アルバム”orb”のアートワークをデザインしたのはエルメス、だそうです。
1999年に発表された THE ALFEE のアルバム『orb』の通常盤のディスクジャケットは、エルメスの社長とプライベートでも交友のあった高見沢俊彦からの依頼で、同社がデザインしたイラストが使用された。
高見沢のトレードマークでもある“エンジェルギター” や、THE ALFEE 25周年を表す “25Ans” 等のロゴが描かれたものとなっており、後にそのデザインのカレ(スカーフ)が関係者やファンクラブ入会者などを対象にごく少数が限定で発売された。
フランス革命をテーマとした曲「Nouvelle Vague」をエルメスの関係者がいたく気に入り、彼らのアルバムのアートワークに起用することを認めたという。同アルバム収録の「orb」という楽曲は、そのアートワークのイメージを楽曲化してエルメスに捧げられており、後に同アートワークをあしらったESP社特製のギターをエルメス本社に贈呈している。
このギターは後に同社の “Dream Display” に展示され、現地のマスコミからも「エルメスの新しい挑戦」として紹介され、注目を浴びることとなった。
なお、エルメス社が音楽家の作品などにアートワークを提供するのはこれが初めてのことであった。
日本の強い影響を感じます。空飛ぶ盆栽のようなインスタレーション。
中央に浮かんだ、大きな素晴らしい枝ぶりの盆栽でしょうか?周囲には小さなバッグたち・・背景は一日の時間の流れのように明るさが変化します。これがまた、綺麗です。
クロコ・ニロティカスやリザードを使った美しい光沢のモデル、非常に精巧に作られています。
全体の空気感ももちろん美しいのですが、一つ一つのディテールを穴が開くまで眺めたい、そんな気持ちにさせられます。
職人さんも来日!そして・・無料で入場できます。
また、エルメスで腕を振るう、職人さんも来日しており、展示会場内でバッグ制作のデモンストレーションを行ってくれています。
今回入場したのが、週末だったため、職人さんはいませんでしたが、恐らく平日には見ることができるのではないでしょうか。
しかも今回、エルメス・ジャポン社が素晴らしいプレゼントを用意してくれています。
無料で入場ができるのです。これはすごいです。
今回写真でご紹介したのは、ほんの一部です。
会場にはもっともっと沢山の美しい展示物がありました。
ぜひ、レザー・フォーエバー会場にて、自分の目でお確かめください!
詳細は公式サイトにて:
エルメス「レザー・ フォーエバー」、世界を巡回したエキシビションがいま、東京へ。
特別エキシビション エルメス「レザー・ フォーエバー」を 2014年12月2日~12月23日 上野の東京国立博物館 表慶館にて 開催いたします。
職人たちの驚くべき技術の数々をご紹介する「レザー・フォーエバー」。
エルメスのレザーの世界を伝えると同時に、詩的な魅力にあふれたエキシビションです。
1837年の創業以来エルメスが情熱を傾け続けてきた素材、レザー。
見終えた後は、きっとこの素晴らしい素材に魅了されることでしょう。